ライブチケットをできるだけ安く入手するコツ

マシン・ガン・ケリーからザ・チックスまで、この夏、全米で最もホットなパフォーマーたちがこぞってツアーに参加するつもりだそうです。長らく延期されていた2020年から2021年にかけてのライブ、そして新しいライブが続々と開催される予定ですが、それでも多くのファンがお手頃な価格でライブチケットを手に入れるのに苦労していますよね。この記事では、オンラインで安く、安全にチケットを購入するための簡単なコツを紹介します。

まずはチケット売り場から

チケット販売サイトの共同設立者である専門家によると、人気コンサートやライブのチケットを取り扱っているチケットマーケットプレイスであれば、まずチケット売り場を必ずチェックするべきだそうです。

これは、再配布される前に元の金額でチケットを購入できる、最後のチャンスとなりえます。超有名ミュージシャンでも、購入する場所によってチケットの値段が違います。一般的に、人気のあるプログラムほど、ベストセラー(興行やチケットマスターなど)からチェックしてみるほうがいいそうです。

というのも、これは単純な「需要と供給」の話です。チケットの入手が難しくなればなるほど、転売サイトで販売される価格も高くなりますよね。このような事態を避けるためには、公式の業者から直接、額面通りのチケットを購入すべきです。

転売サイトを調べる

もう公演のチケットが完売していたり、良い席が手に入らなかったりする場合、専門家はセカンダリーマーケットを調べることを推奨しています。セカンダリマーケットとは、StubHub、Vivid Seats、TickPickのようなサービスで、ファンがチケットを転売するだけでなく、手っ取り早くお金を稼ごうとするブローカーも存在します。セカンダリーマーケットを利用する最大のメリットは、チケットの偽造や詐欺師から保護されることです。

例えば、StubHubでは、チケットが100%本物であることを保証するか、もしくは料金を全額払い戻すかを保証しています。一方、転売サイトの最大のデメリットは、売り手が好き放題に価格を設定できることです。こうなった場合は、以下のコツを参考にしましょう。

正しいタイミング

セカンダリーマーケットの場合、公式の業者のチケットが完売したら、その時点ですぐにリセールのチケットを購入しましょう。まだ早い時期だとプレミアムがついていないため、額面通りの価格との差はわずかだと専門家は指摘しています。しかし、数時間でも遅れてしまうと、セカンダリーマーケットの窓口も閉ざされ、販売価格がどんどん上がってしまいます。イベントやツアーにはそれぞれライフサイクルがありますが、公演が近づくまでに常に価格変動に目を配り、需要が少し落ち込んだときに即購入することで、お得に購入することができるかもしれません。

知らない人からは買わない

チケットを購入する際に絶対にやってはいけないこととして、SNSや路上で知らない人から買うのは避けるよう、専門家はアドバイスしています。たしかにリセールサイトに比べれば料金は安いですが、リスクが多すぎます。うまく利用される可能性があるだけでなく、最悪の場合、騙される可能性だってあります。あくまでも正規のルートで購入することが大切です。さらに専門家は、現金や決済アプリでチケットの代金を支払うと、取引の履歴を残せないため、万が一トラブルに巻き込まれたときにお金を取り戻すのは難しい、という現実的な問題を指摘しています。

ちなみに専門家は、非公式なチケット取引がうまくいかなかったという失敗談を数え切れないほど聞いたと述べています。皆さんも十分に気をつけてくださいね!